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09/30/2008

私的/詩的テクストと解釈の力学とちょっとだけ大きな(物)話―マイケル・ジャクソンを聴きながら

Michaeljackson マイコーが好きすぎて、アドレナリンの分泌が半端なくなり、鋭利になるです、冴えるです。ちっちゃいマイコーからでっかいマイコーまで、優しいマイコーから怪しいマイコーまで、私の旦那様。娘が生まれたなら名前はマイコ。「ちっちゃい頃がピークだね」とか「『Thriller』までだね」とか言われているけれども、僕は全部好きだにょ。選べないけど選んでみよう!ちっちゃいマイコーなら

I Wanna Be Where You Are


がお気に入でぃ。リオン・ウェアさんが作った曲。『Off the Wall』なら

Rock with You

I Can't Help It

がお気に入でぃ。前者はロッド・テンパートン、後者はスティーヴィー・ワンダー。『Thriller』なら

Human Nature


がお気に入でぃ。もう普遍的だと思う。『Bad』なら

Smooth Criminal


がお気に入でぃ。PVもやばいしね。『Dangerous』なら

Remember the Time


がお気に入でぃ。九十年代を代表する名曲ですね。『Invincible』なら

Break of Dawn

You Rock My World
Butterflies

がお気に入でぃ。泣ける。泣けすぎるじゃないか!もしかしたら『Invincible』が一番好きかもしれないな。とにかくマイコー、サイコー!!!

ってことで話は変わります。マイコー makes me 饒舌。大学時代の知り合い(♀、カワユイ、いいニホヒ)がいます。恋愛の色々をブログに書きまくりです。寒くてなかなか面白いです。もう更新が楽しみで楽しみで。僕はちゃんと見ているよ、ウシシシシ……。でもリンクとか引用とかはやめておくです。便宜上、『グッドなスメルのダイアリー』とでも呼んでおきましょうか、このブログ。で、色々と思ふところがあったわけです。あ、別に悪口を言いたいわけじゃないからに。

まず考えたこと。赤裸々とは言い難いが(いや、むしろ抽象的かな?)極めて個人的なるそのテクストは、読者を「で、あなたは一体何が言いたいの?!」的迷宮のラビリンス(川沿いリヴァーサイド)に誘うというただ一点において、佳作の連作と言えます。作者の意図ってやつ。ある意味でポストモダン、ある意味でハンプティ・ダンプティ

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Alice_2 「わしが言葉を使う時にはだな」いかにもあざ笑うかのような口調でハンプティ・ダンプティは言った。「その言葉に意味させようとするものを意味するのだよ―それ以上でもそれ以下でもない」

「問題は」とアリスは言った。「言葉にそんなに色々なことを意味させられるかどうかだわ」

「問題は」とハンプティ・ダンプティは言った。「どっちが主人になるかということだ―それに尽きる」(ルイス・キャロル鏡の国のアリ ス』)
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で、『グッドなスメルのダイアリー』はなぜに私(たち?)をくすぐるのか。悲劇のヒロインに対する適度で心地よい苛立ちによるものだと考えます。なぜに私(たち?)を苛立たせるのか。ちょっとだけ詩的だからだと考えます。果てしなき純真さと底知れぬ感受性はサリンジャーの影響、読者に向けられた個人的な打ち明け話的ナラティヴは太宰の影響。私的で詩的。嗚呼、ステキ。んなこたーない。んなこたーないよ、全然!

思ふに(Methinks)、ある特定の方向に感情が高ぶった時(角度は人それぞれですが)、私たちは多かれ少なかれ詩的になります。面白いと感じる時、そりはそりを外から見た時なのだぁ!プププッ……。 気をつけよう。詩的にならないように気をつけよう。僕にもその傾向が十二分にあるのだ(しかもかなり重症か?!)。真面目を笑われるのはいいが詩的を笑われてはいけない。念のため道化に徹しようか。少しだけ諦めた感のある道化に。Thus thought 俺様。

Intertextuality_2 さて、世界は一つです。ベルリンの壁崩壊から二十年近く、サイバースペースに溢れるハイパーテクストをいかにして消費するかは私たちの一人一人が決めることであります。作者の意図?作者(=神)は死にました。事物の価値は関係性に依存し、言ってみればカラスの勝手でひょ。ってのはバルトさんのパクリ。

自由に解釈すればいい。意味は私たちの一人一人が引き出せばいいのだから。ハンプティ・ダンプティさん、私は私が言葉を私が解釈する時、私は私がその言葉に私が意味させようとするものを私は解釈いたします。僕が『グッドなスメルのダイアリー』を上記のようなやり方で消費し、嘲笑の的として強姦していることも、もはや罪とは呼べません。レイピングゥ~。テクストとどのような関係性を構築するかは読者次第であり、テクストの潜在性と読者の想像力・創造力に全てが懸かっているのですから。イマジネイヒョン&クリエイチビチー!

ってことで話は変わります。メディア様に巣くう『グッドなスメルのダイアリー』的偽善、安易さ、俗っぽさに一言。甲子園は汗と青春のドラマではありません。抑圧主義・全体主義的国家の縮図であります。無差別殺人は病める時代の産物ではありません。交通事故のような偶発的で普遍的な悲劇であります。「24時間テレビ」の愛が地球を救うことはありません。愛ではなくマイノリティへの哀れみと優越感なのですから(動物園)。私たちは「世界に一つだけの花」ではありません。一つなのは世界、そして私たちなのですから。私たち大衆はそのような安っぽい物語に踊らされるほど愚かではありません。吐き気を催すほど飽き飽きしています。

時代性を担うのは私たちではありません。メディアという名の巨大生物です。世界は私たちによって、私たちはメディアによって、メディアは物語によって、物語は誤読によって、誤読はテクストによってもたらされます。もう少しだけましな物語を与えて下さい。本当のことを言いましょう。道化が道化を演じなくても済むように。

あなたの偽善に対して私はどのような言葉を返すべきなのでしょうか。皆無。笑顔の上塗り、偽善の重ね書きだけでございます。偽善は更に大きな偽善を生み、世界は嘘の笑顔で傾きつつあります。汚い。

ほら、また詩的になったじゃないか……。

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If they say why, why
Tell 'em that it's human nature
Why, why
Does he do me that way (Michael Jackson, "Human Nature")

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